観光案内



◇◆ 鶴岡の主な行事・祭りへ ◆◇

 

 

 旧庄内藩主、酒井家が居城とした「鶴ヶ岡城」の跡地。公園内には、堀や石垣、老木杉が今も残っており、往時をしのばせます。
 四季を通して美しい花々が咲き揃い、ことに園内にある約800本の桜は「日本の桜百選」に選ばれ、県内随一の桜の名所として知られています。また、市の中心に位置し、文化財や史跡が集中するこの一帯は、藤沢文学の「海坂藩」のモデルであり、城下町の風情が色濃く残っています。
 

 鶴岡の歴史や文化を知る上で欠かせない施設で、鶴岡公園の西隣にあります。庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを博物館として公開したものです。また、重要文化財の旧西田川郡役所や、多層民家、旧鶴岡警察署庁舎など、貴重な歴史的建築物が移築されています。珍しい書院造りの庭園や、庄内地方の生活文化を物語る民具など、重要有形民俗文化財8種5350点を収蔵展示しています。

鶴岡市家中新町10-18 TEL 0235-22-1199
[開] 9:00~16:30 [休] 12/28~1/4
[交通] 鶴岡駅から湯野浜温泉方面バス10分。致道博物館前下車

 庄内海岸一帯は太公望の楽園。毎年、大勢の釣り人たちが訪れます。由良では、海洋つり堀や釣り桟橋を渡って白山島を散策することもできます。

 善宝寺は、海の守護神「龍神の寺」として全国的に知られており、四季を問わず多くの参拝者が訪れます。境内には五重塔などの貴重な建築物が数多く、裏手には、龍神の棲み家と伝えられる「貝喰の池」があり、深い緑の中で神秘的な雰囲気を漂わせています。

鶴岡市下川100 TEL 0235-33-3303
[交通] 鶴岡駅から湯野浜方面バス30分。善宝寺下車

 明治5年(1872)旧庄内藩士は明治維新の大変革に際し、、郷風の振起と産業の興隆の念願のもと、刀を鍬に代え、松ヶ岡開墾に着手しました。総勢3千人が34組に分かれ、総面積310ha(93万9千坪)を翌6年竣工。明治8年(1875)から同10年(1878)にかけ大蚕室10棟を建設し、開墾事業を展開していきました。現在、225.12ha(68万2千坪)を64世帯による共有制とし、西郷隆盛より贈られた箴「気節凌霜天地知」の開墾精神と志操を後世まで伝えようと努力を続けています。

*映画「隠し剣 鬼の爪」のロケ地

 出羽三山は羽黒山(414m)、湯殿山(1504m)、月山(1984m)の総称。今から1400年以上前、崇峻天皇の皇子の蜂子皇子が開山し、役の行者小角を中興の祖として発展してきました。江戸時代以降、西の熊野詣で、お伊勢参りと並んで、東の出羽三山登拝は「奥参り」と称され、人々の厚い信仰を集めています。

三山の主峰・月山は、精霊の山。全山が国の天然記念物に指定されています。夏、高山植物が一面に花を咲かせる中を白装束の参拝者が長い列をつくって山頂の神社へと向かいます。 


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